「新平から現代日本探る 東京でシンポ、識者が持論展開」
胆江日日新聞2006/7/23
「シンポジウム「21世紀と後藤新平Part2|世界構想と世界戦略|」は22日、東京都の日本プレスセンタービルで開かれた。パネルディスカッションを通じて、国際関係のあるべき姿を模索した新平の構想・戦略から、日本が進むべき針路を探った。会場には研究者など約300人が詰め掛け、新平の偉業を再確認した。
【後略】」
「後藤新平像」
毎日新聞(岩手)2006/6/12「銀河系」
全文引用しようかと思いましたが、ひとまず部分的に。
「来年が生誕150周年にあたり地元・奥州市では記念行事も行うというので後藤新平をにわか勉強しているが、これほど評価の難しい政治家も珍しいのではあるまいか。
(中略)
寺内正毅内閣の外務大臣、引き続き原敬内閣の国務大臣としてシベリア出兵を旗振りしたという汚名を消すことが出来ない。そして新聞記者として看過できないのは情報統制の黒幕という点だ。
「関西の大新聞は危険思想なり」と大阪朝日新聞を激しく批判、「白虹事件」と呼ばれた新聞弾圧事件の素地を作る。一方、御用新聞を使い反政府新聞を攻撃する。さらには、かつての部下・正力松太郎を通じ読売新聞を買収。結果的に「白虹事件」で朝日新聞を追われ読売新聞に移っていた記者を退職させる。朝日の天敵、読売の恩人だ。ちなみに大阪毎日新聞社長も務めた原敬は「次の総理大臣が自分に舞い込んでくると思っていろいろ話をするけれど笑止千万」と後藤を非常に馬鹿にしていたという(御厨貴編「時代の先覚者・後藤新平」、佐野真一著「巨怪伝」による)。
さほど広くない水沢公園には後藤の銅像が二つもある。(中略)二つの像は待ち合わせる人を迷わせるという。私は後藤新平の多面的な像の前に評価を下すのを迷っている。【石川宏】」
原敬記念館のウェブサイトによると、
「原敬と後藤新平・・・確執と協調,その歩み」という企画展が開催されるそうです。
引用:
テーマ 原敬と後藤新平・・・確執と協調,その歩み・・・
期日 2006年6月23日(金曜日)〜9月29日(金曜日)
講演会 2006年8月26日(土曜日)13時30分から
原敬記念館・遠藤健悦館長が講演
貸し切り列車:日台の友情乗せて「後藤新平号」走る
毎日新聞(岩手)2006/5/24
一部抜粋
「来年の後藤新平(1857〜1929)生誕150年を前に、水沢青年会議所(石川悦哉理事長)が、水沢−遠野間に貸し切り列車「後藤新平号」を6月24日に走らせることを決めた。台湾の姉妹JC(青年会議所)一行の来日に合わせ、両JCの友好を深め、台湾ゆかりの後藤新平を紹介するのが狙い。【石川宏】
(中略)
貸し切り列車「台湾永和JC歓迎 後藤新平号」は両JC関係者約100人が乗り込み、24日午前9時過ぎにJR水沢駅を出発。JR遠野駅まで往復し、親交を深めながら後藤新平の業績を振り返る。午後5時過ぎに水沢駅に戻る。当初は後藤の誕生日前日にあたる6月3日に走らせる計画だったが、台湾側の事情で来日が延び24日に運行する。」
「後藤新平・斎藤実 奥州水沢の偉人地域挙げ顕彰」
河北新報2006/6/8
(無料ですが登録しないと見られません)
一部抜粋
「南満州鉄道初代総裁や東京市長などを務めた後藤新平(1857―1929年)と、元首相の斎藤実(1858―1936年)が、来年と再来年に生誕150年を迎えるのを前に、出身地の岩手県奥州市水沢区で顕彰の動きが活発になっている。4日には同市吉小路の後藤新平生家で初めての生誕祭があり、関係者が「国内外の情勢が複雑化する今こそ、先見の明があった2人の功績を再評価しよう」と語り合った。」

