会報 No.19

2019年2月刊行


今号は第12回後藤新平賞授賞式と2018年度公開シンポジウム「後藤新平の『生を衛る道』を考える」の模様を中心にお届けいたします。

〈目次〉

■第12回「後藤新平賞」授賞式

〈受賞講演〉 あしなが運動の原点と歴史、そしてこれから 玉井義臣

■2018年度公開シンポジウム
後藤新平の「生を衛る道」を考える

講談「後藤新平」  田辺鶴遊

第Ⅰ部 問題提起

後藤新平の衛生思想とは何か――反権力・反軍姿勢について 青山 佾
現代災害医療から関東大震災を再考する 山本保博
関東大震災後の妊産婦保護事業――後藤新平と猪間驥一が目指したもの 和田みき子

第Ⅱ部 討論

(司会)橋本五郎/(パネリスト)青山 佾山本保博和田みき子

■連 載

熊沢蕃山と後藤新平(第六回) 鈴木一策
  第三章 後藤新平と「日本新王道論」の射程

■寄稿とトピック

後藤新平記念館・企画展と子ども向け事業 佐藤彰博
「衛生のみち」がめざす2019年 石浦 薫
「須賀川後藤新平の会」の活動 菊地大介
「板垣死すとも自由は死せず」
――若き医師が 政治家へと大きく舵を切ることとなった事件 髙橋 力

後藤新平関連情報(2018年7月~11月)
事務局だより