会報 No.20

2019年9月刊行


今号は晩年の後藤新平の講演記録『国難来』の鈴木一策氏による現代語訳による全文紹介と、後藤新平が愛好していた自彊術との関係を示す、十文字大元『自彊術の真髄』に記された「自彊術と後藤子爵」という文章の紹介を中心にお届けします。

〈目次〉

■後藤新平「国難来」

  訳・解説=鈴木一策

■十文字大元「自彊術と後藤子爵」

  ――十文字大元『自彊術の真髄』より 訳・解説=鈴木一策

■連 載

熊沢蕃山と後藤新平(第七回) 鈴木一策
  第三章 後藤新平と「日本新王道論」の射程(続)

都市の生を衛る(2)同潤会とは何であったか  川西崇行
――帝都復興事業と近代都市の住

メアリー・ビーアド二度の来日とその影響(3) 河﨑充代
初来日のビーアド家、滞在先の真相――後藤新平が目論んだこととは

■寄稿とトピック

「衛生のみち」プロジェクトの活動成果 石浦 薫
再び時を刻む「東京麻布後藤邸の振子時計」 佐藤彰博
後藤新平の足跡を訪ねる台湾旅行 山口了紀

後藤新平関連情報(2019年2月~8月)
事務局だより

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