会報 No.22

2020年7月刊行


今号は、刊行が待たれる「後藤新平日記」の校訂を担当している伏見岳人氏による、これまでの経過報告や、後藤新平が逓信相時代の部下である詩人、平木白星に執筆させた『劇曲 平和』に関する論考を中心にお届けいたします。

〈目次〉

■「後藤新平日記」に期待されるもの 伏見岳人

■後藤新平の『劇曲平和』をめぐって

香水郵便の考案者――後藤新平が共感した詩魂 出久根達郎
後藤新平案『劇曲平和』を読む 加藤陽子
  ――日本と日本人をいかに表象するかという問い

■〈研究ノート〉

後藤新平の「衛生への道」をめぐって――「学俗接近」の視点から 春山明哲

■寄稿とトピック

〈後藤新平記念館〉だより 
 令和元年度企画展(三プラス一) 佐藤彰博
〈後藤新平顕彰会〉だより
 後藤新平顕彰塾寺子屋 山口了紀
〈須賀川後藤新平の会〉だより
 絵本『新平と須賀川』の制作 菊地大介
  ――新元号記念特別企画として
〈名古屋「市民まちづくり風の会」〉だより
 後藤新平の風を吹かせたい 石浦 薫

後藤新平関連情報(2020年1月~6月)
事務局だより