会報 No.26

2022年7月刊行



今号は、後藤新平の生涯においても大きな転機となった日清戦争後の検疫事業の実態を示した後藤新平自身の筆になる『臨時陸軍検疫部報告摘要』という重要資料の紹介や、幾つかの論考を中心にお届けします。

〈目次〉

■論 考

「後藤新平文書」はどのようにして残されたか 伏見岳人
安田善次郎が惚れた成島柳北と後藤新平 楠木賢道
『愛知県公立病院及医学校第一報告』にみる後藤新平の活動 馬場宏恵

■連 載

名古屋時代の後藤新平❹ 後藤新平の「一部と全部の関係」 石浦 薫

■資料紹介 陸軍省『臨時陸軍検疫部報告摘要』

(一)『臨時陸軍検疫部報告摘要』緒言 後藤新平
(二)『臨時陸軍検疫部報告摘要』を読む 春山明哲

■〈研究ノート〉

「後藤新平の衛生の道」関連の年譜と著作(稿) 春山明哲

■寄稿とトピック

〈後藤新平記念館〉だより 「後藤伯記念公民館」誕生物語 佐藤彰博
〈後藤新平顕彰会〉だより 椎名悦三郎の根っこに後藤新平がいた 山口了紀

後藤新平関連情報(2021年12月~2022年6月)
後藤新平の会、研究会活動記録(2021年12月~2022年6月)
事務局だより

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